「姫様ーーーッ！！！」と無性にミトのまねをしたくなる時がたまにある。

スタジオジブリの新作アニメ 『借りぐらしのアリエッティ』の劇場公開が間近ということで、TVではやたらと過去のジブリ劇場用アニメが放送されているご様子。

なのに。歳をとった証拠か、かつての『風の谷のナウシカ』のような「（放送）やんの？なら観るッ！」という意気込みは全く沸かないのであります。
こんにちわ。大学生の頃は『独りぐらしでスパゲッティ』が主な食生活でした、俊です。

ま。いつしか自分にも子供ができて、改めてジブリ製アニメを観たりしたのですが。
女の子ふたり、っつーせいもあってか。『ナウシカ』、『ラピュタ』、『豚』という、俊的に好きなジブリ3強にはあまり興味を示さなかったです。
彼女達が観るのは、『となりのトトロ』もしくは『魔女の宅急便』くらいですな。
そう言えば、荒井 由美の♪ルージュの伝言を覚えるくらいに観てたっけ、きゃつらは。

で。
『となりのトトロ』と言えば、ちょっと前に流行った都市伝説。

「実はサツキとメイは死んでいた。」

･･･という薄ら寒い物騒な噂。

理由がいろいろあったりする訳ですが。
（モデルになった某事件がある etc･･･）
そういうチョイ怖いのは嫌いなんですが、ひとつ笑える理由がありまして。

（もののけの類が）子供の頃にだけ見えるとか言いながら、隣に住んでいたカン太には見えなかった。

確かにッ！
カン太はサツキとメイが乗ったネコバスに気付かなかったっけ。
なるほどー、と思ったりもしたけども。
ここからはﾜﾀｸｼ的な解釈をさせていただきますが、ハッキリ申し上げます。

「カン太は、もうもののけの類を見れる程の純粋な子供ではなかった。」

これが私見です。
つか、掟破りの逆都市伝説。

理由は簡単。
ストーリー真ん中あたりで、カン太がサツキに傘を貸してあげるというやり取りがあったはず。
下校時の急な雨に傘を貸して自分はずぶ濡れになり、親に叱られても「失くした。」とスットボケ。
傘を返しに来たサツキには敢えて会わず、その後 サツキからのお礼の言葉（盗み聞きしていた）に小躍りする。

そう。カン太はサツキに恋心を抱いたのですよ、奥さんッ！
大人の階段を上ったんですよ。ええ。
「新婚さんいらっしゃい」を観ていて、YES・NOマクラの意味を理解しちゃった時みたいなもんですよ。（違）
そして、カン太にはネコバスは見れなくなったと。

いや、完璧な回答ですな。我ながら。
かっこいいとはこういうことさ。

てか。世間も俺も、そんな難しく観るなよ。アニメ。