特攻野郎 M男。

「蜂の巣の駆除を依頼する。」

という義母ｻﾝからの連絡が入りまして。
夏休み最後の本日、急遽 嫁ｻﾝの実家へ家族で出掛けることにあいなりました。

ターゲットは、家の軒下とひいばぁちゃんの墓石に建造された計2基の前線基地。
しゃらくさい。（VC:三石 琴乃）

が。前者はすぐにカタがつきましたよ。
なぜなら、その基地は既に無人、いや 無蜂だったから。
ちっ、ダミーか。

すぐさま、もうひとつのターゲットを陥落すべく裏山へ移動。
最新兵器 蜂駆除用“バズーカ型”殺虫剤を手にして。

墓石の歪みと自ら蜂たちが土を掘り造った空洞により、どうやら新湾岸署バリに占拠されてしまった様子。
現場に到着した早々、その穴から偵察部隊がスクランブル発進している始末。
ア・バオア・クーっすよ。中で蜂の大将が演説してますよ。
（;｀皿´）o ｶｽﾃﾞｱﾙﾄｯ!!

先程の穴がこの前線基地の唯一にしてメインゲートであることを確認後、少し離れたところから殺虫剤を噴射。そのまま前進し、直接基地内に対しゼロ距離噴射。
まさに“銃口が焼き切れるまでっ！”攻撃の手は休めなかったんですが。

するとですよ。
墓石の中から恐ろしいまでに唸りをあげる羽音。


恐怖ッ！


恐怖を克服することが「生きる」ということとディオはおっしゃってましたが、も、絶対無理。
瞬く間に、「なんですか？『蜂無双』っていう新しいゲームですか？これ。」という様相に事態は変貌したので、即 撤収。

義母ｻﾝに「あの山に近づいてはならぬ。」と村人Aみたいなことを伝言しました。
（自分がよそ者なのに。）

つーか。
多分、あの感じだと、骨壺に殺虫剤とか噴霧しちゃってるとしか思えず、ハチも怖いがバチも怖いよな、というオチです。チャンチャン。